新温泉町

基礎知識

地理

大きな区分では兵庫県北部(但馬地方)に含まれます。兵庫県のみならず近畿地方で最も北西側に位置する自治体です。一般的には主に「湯村温泉」で知られます。

鳥取県と隣接し、北側は日本海に直接面する環境です。平地は少なく、氷ノ山後山那岐山国定公園・但馬山岳県立自然公園に含まれる山地が多くを占め、入り組んだ地形も目立つため、河川も多く水が豊かな環境と言えます。最も標高が高い場所(扇ノ山周辺)は1,200mを上回ります。

隣接自治体
兵庫県香美町
鳥取県鳥取市・岩美町・若桜町

気候の特徴

基本的な傾向は、冬場に降水量が多い典型的な「日本海側気候」で、その他兵庫県北部と大きな違いはありません。但し、地理的に多様ですので、後述の通り町内の地域差は目立ちます。

季節気候の傾向
(新温泉町役場付近を基準の場合)
4月以降は晴れる日が比較的多め
・3月は天候が大きく変化しやすく、まれに雪の場合も
・気温は高め、「フェーン現象」の影響で猛暑になりやすい
・真夏は晴れる日が多め
・梅雨前線や台風の影響でまとまった雨も
晴れる日はそれほど多くない
・秋雨前線、台風の影響などで9月の降水量が多い
・後半は寒気の影響でより天候不順の傾向になりやすい
・典型的な日本海側気候、雨や雪が目立つ
・年によってはまとまった量の積雪も
山地・内陸部の条件ではありません。町内でも地域によって気温や気象状況は異なります。

地域的傾向

新温泉町内は、標高差が大きく、海の影響もあるため、地域によって気象条件には違いが生じやすい場合もあります。

項目大まかな地域的傾向
気温内陸側、山間部ほど低い
・役場付近と湯村温泉付近でも、朝晩を中心にある程度の気温差あり
天気・山間部ほどより変わりやすい
降水量内陸側、山間部ほど多い
内陸側、山間部ほど多く極端な違い、変化となる場合も
・沿岸部の場合、50cm積もればかなりの大雪
・標高が高い地域では、1m以上の積雪となる年も目立つ
【特に雪の多い集落】桧尾・春来・切畑・多子・岸田・海上・越坂 など
・沿岸部、標高が高い場所ほど強い傾向
・特に冬場の「海に面する場所」は風の影響に要注意

天気予報上の区分

一次細分区域兵庫県北部
市町村等をまとめた地域但馬北部
二次細分区域(注意報・警報)新温泉町(全体で一区分)

観測

町内には気象庁の「温泉アメダス」があります。設置場所は町役場周辺からは大きく離れた内陸側のため、数字の解釈には少し注意が必要です。

◆温泉アメダスの降水量グラフ

現地の状況を知る

新温泉町の気象状況を知りたい場合は、兵庫県の道路情報・新温泉町のライブカメラ映像などがご活用頂けます。

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