葛城市 | 関西気候百科

地理

葛城市（かつらぎし）は、奈良県北部・奈良盆地の南西側に位置する町です。

農地（田園）が目立つ一方、大阪などのベッドタウンとしても開発が進んでおり、近鉄御所線・南大阪線や南阪奈道路・大和高田バイパスなど、交通利便性も比較的高い地域となっています。

市内は西側が「金剛山地」で、東側は「奈良盆地」一帯に含まれます。山については「二上山」・「岩橋山」が葛城市内にある一方、市名の由来である「葛城山」は隣接する御所市内にあり、葛城市内にある訳ではありません。

河川は、特段大規模なものは見られませんが「葛城川」・「高田川」が流れています。

	隣接自治体
奈良県	大和高田市・御所市・香芝市
大阪府	太子町・河南町

葛城市の気候は、平地の場合「奈良盆地」で見られる一般的な気候の特徴と同様です。

なお、標高に応じて気温が低下するため、山地では気候がある程度異なります。

ハイキングで通るルートの中には、標高が600m以上の区間もあるため、場所によっては平地との気温差が5℃以上に達するケースもあります。特に葛城山に近い場所では、雪が比較的積もりやすい・長期間残りやすい場合もあります。

市内には気象庁の「葛城アメダス」があります。設置場所は、市内「寺口」地区の金剛山地の山麓部（ゆるやかな斜面沿い）で、「山の中でも、盆地の中（平地）でもない」観測環境となっています。

◆葛城アメダスの降水量グラフ

葛城市内には、平地に河川ライブカメラなどがありません。天気の様子については、近接する自治体の河川ライブカメラなどからイメージして頂くことになります。