王寺町

基礎知識

地理

王寺町(おうじちょう)は、奈良県北部・奈良盆地の西側に位置する町です。

JR大和路線(関西本線)・和歌山線の「王寺駅」があり、こちらは奈良県内では屈指の規模を持つターミナル駅であるため、「郡部(町)」でありながら、駅前は中規模都市並みの市街地が広がっており、周辺も含め大阪のベッドタウンとして大いに発展した地域となっています。

町内は北側を奈良県を代表する河川「大和川」が流れており、近年大規模な水害はないものの、1982年には王寺駅周辺全体が水没したこともあり、水害対策に重点が置かれてきた歴史を持ちます。また、町内「藤井」地区の大和川対岸は、日本屈指の「地すべり地帯」である「亀の瀬」と呼ばれる区域で、大和川の流路・鉄道のルートなどが地すべりによって変化した過去があります。

町内南西部は特徴的な形状の「明神山」があるなど山地となっており、ある程度の高低差も見られます。

隣接自治体
奈良県香芝市・河合町・上牧町・三郷町・斑鳩町
大阪府柏原市

気候

王寺町は、基本的には「奈良盆地」で見られる一般的な気候の特徴と同様の傾向を持ちます。

例外的に、明神山方面など山地については、最大200m前後の標高差があるため、1〜2℃程度の気温差は生じうる環境と言えます。

天気予報上の区分

一次細分区域奈良県北部
市町村等をまとめた地域奈良県北西部
二次細分区域(注意報・警報)王寺町

現地の状況を知る

王寺町内の気象状況について知りたい場合、町内「明神山」に設置されたライブカメラ画像や、河川管理(水防)上の目的で、町内に設置されたカメラ画像を確認することが可能です(藤井・元町・葛下・本町)。

河川カメラについては一部動画配信もありますが、各地点を交互に映すため、必ずしも斑鳩町内の映像がいつでも見られる状態にはなっていません。

川の防災情報
「川の防災情報」で提供している観測所の情報です。

道路情報なら

なお、王寺町内に気象庁の観測地点はありません。